やってはいけないホームページ制作方法:無料のレンタルサーバーを使う

つちや たけし
1,000社以上の店舗集客と会社集客をサポートしてきたWebマーケティングプランナー。複数のYouTubeチャンネル運営経験を持ち、複数のSNSやサイトを運営、実践的なマーケティング戦略の立案・実行を得意とする。「理論より実践」をモットーに、現場で使える具体的なノウハウを提供している。

大阪でホームページ制作をしている、つちやたけしです。

今日は、これからホームページを作ろうと考えている経営者さんや個人事業主の方に、知っておいてほしい大切な話をします。それは「無料のレンタルサーバー」についてです。

「ホームページを作りたいけど、費用を抑えたいから無料のレンタルサーバーでいいかな?」

その気持ちは本当によく分かります。でも、結論から言うと無料のレンタルサーバーを使うくらいなら、ホームページは作らない方がマシです。

なぜそこまで言い切れるのか。その理由をこれからお伝えしていきます。

頭を抱えるビジネスマンのイメージ
目次

無料レンタルサーバーの最大の問題→広告表示

無料のレンタルサーバーには、ほぼ100%と言っていいほど広告が入ります。私はこれまで数多くの無料サーバーを見てきましたが、広告が入らないサービスは見たことがありません。

広告表示がビジネスの信頼を壊す

あなたのホームページに、全く関係のない広告が勝手に表示される。しかも、どんな広告が出るかはコントロールできません。

真面目にビジネスを紹介しているページに、ゲームやダイエット商品、時には怪しげなサービスの広告が表示されることもあります。

お客さんはそれを見て、どう思うでしょうか?

「この会社、サーバー代もケチるくらい余裕がないのかな」
「本当にちゃんとした会社なのかな」

と、ビジネス自体の信頼を失ってしまいます。

せっかく時間をかけてホームページを作っても、広告のせいで逆効果になる。それなら最初から作らない方がマシなんです。

なぜ無料レンタルサーバーは存在するのか

「それなら、なぜ無料でサーバーを提供する会社があるの?」と疑問に思うかもしれません。答えは簡単です。広告収入で稼ぐためです。

無料サーバー運営会社は、あなたのホームページに広告を掲載することで広告主から収益を得ています。つまり、あなたのサイトは「広告を見せるための場所」として利用されているのです。

あなたがどれだけ良いコンテンツを作っても、どれだけ真剣にビジネスを紹介しても、最終的には運営会社の広告収入のために使われる。これでは本末転倒ですよね。

実際にあった失敗事例

以前、相談に来られた飲食店のオーナーさんの話です。開業資金を抑えたくて、無料レンタルサーバーでホームページを作りました。

最初のうちは「とりあえずホームページがあればいい」と思っていたそうです。しかし、ある日常連のお客さんから「ホームページ見たんだけど、なんか怪しい広告が出てて心配になったよ」と言われたのです。

確認してみると、自分の店のメニュー写真の横に、全く関係のないダイエットサプリの広告が表示されていました。しかも、その広告の内容がやや怪しげなもので、お客さんに不安を与えてしまったのです。

結局、その方は有料サーバーに切り替えましたが、

「最初からちゃんとしたサーバーにしておけばよかった。信頼を失う方がよっぽど損失が大きかった」

と話されていました。

サーバー代は実は安い→年間2万円以下

「でも、ちゃんとしたサーバーって高いんでしょ?」と思われるかもしれません。実はそうでもないんです。

最近では、ビジネスに十分使えるレンタルサーバーと独自ドメインを合わせても、年間2万円もかからないことが多いです。月額にすると1,500円程度。ランチ1回分くらいの金額です。

この程度の投資すらしないというのは、お客さんから見ても「おかしい」と感じられてしまいます。ビジネスの信頼性を考えれば、最低限必要な投資です。

無料サーバーが招くその他のリスク

広告表示だけが問題ではありません。無料レンタルサーバーには、他にも見過ごせないリスクがあります。

1. SEO(検索エンジン最適化)に不利

無料サーバーの多くは独自ドメインが使えません。

「free-server.com/yourshop/ddeeagat/wgegt.html」

のような長いURLになってしまいます。

これはGoogleからの評価が低く、検索結果で上位表示されにくくなります。

さらに、無料サーバーは多くの人が同時に使うため、サイトの表示速度が遅くなりがちです。Googleは表示速度もランキング要因として重視しているため、これもSEOに悪影響を与えます。

せっかく良いコンテンツを書いても、検索結果に表示されなければ意味がありません。集客目的でホームページを作るなら、この点は致命的です。

2. 突然のサービス終了のリスク

無料サービスは、運営会社の都合でいつ終了するか分かりません。事前通知があればまだマシですが、ある日突然「来月でサービス終了します」と告げられることもあります。

積み上げてきたコンテンツ、獲得してきた検索順位、お客さんからのブックマーク。これらすべてが一瞬で消えてしまうリスクを常に抱えることになります。

3. セキュリティの脆弱性

無料サーバーは、セキュリティ対策が最低限しか施されていないことが多いです。バックアップ機能がない、ウイルス対策が不十分など、ビジネス利用には不安が残ります。

もし万が一、あなたのサイトが改ざんされて、お客さんに被害が及んだら…。その責任は誰が取るのでしょうか。無料だから仕方ない、では済まされません。

無料サーバーより良い選択肢→SNSだけに集中する

もし予算が本当に厳しいなら、無理にホームページを作る必要はありません。ホームページを作らず、SNSだけに集中するという選択肢もあります。

Instagram、Facebook、X(旧Twitter)、LINEなど、無料でも広告が入らず、しっかり情報発信できるツールはたくさんあります。

これらを使って認知を広げ、問い合わせを受ける方が、変な広告が入ったホームページを持つよりずっと良いです。

実際、SNSだけで集客している店舗や個人事業主の方は増えています。無料レンタルサーバーで信頼を失うくらいなら、SNSに全力投球した方が結果が出ます。

SNS活用のメリット

  • 初期費用ゼロ – アカウント作成は完全無料
  • 広告が自分のビジネスを邪魔しない – プラットフォームの広告はあっても、あなたの投稿に直接貼られることはない
  • 拡散力がある – シェアやリツイートで情報が広がりやすい
  • お客さんとコミュニケーションが取れる – コメントやDMで直接やり取りできる
  • 更新が簡単 – スマホからいつでも投稿できる

SNS活用の成功事例

大阪のある小さなカフェは、ホームページを持たずInstagramだけで集客しています。毎日の日替わりランチや店内の雰囲気を写真で投稿し続けた結果、フォロワーが1,000人を超え、「インスタ見ました!」というお客さんが毎日のように来店されるそうです。

もちろん、将来的にはホームページも必要になるかもしれません。でも、最初から無理して中途半端なホームページを作るより、まずはSNSで認知を広げる。資金に余裕ができたら、しっかりとしたホームページを作る。この順番の方が健全です。

しっかりとしたビジネス基盤のイメージ

制作費ゼロで始められる、クラウドサービスを使う

「でも、やっぱりホームページは欲しい」という方には、クラウド型のホームページ作成サービスがおすすめです。

おすすめのクラウドサービス

  • Googleサイト – Googleが提供する無料〜低価格のサイト作成ツール
  • Studio – デザイン性の高いサイトが作れる
  • Jimdo – 初心者でも簡単に操作できる
  • Wix – 豊富なテンプレートから選べる

これらのサービスを有料プランで契約すれば、年間2〜3万円程度の料金で、広告なしの本格的なホームページが手に入ります。

しかも、制作費がかからないのが大きなメリット。自分で簡単に作れるので、初期費用を抑えられます。デザインテンプレートも豊富で、プロっぽい見た目のサイトがすぐに完成します。

無料レンタルサーバーは絶対にやめましょう

ここまでの内容をまとめます。

無料レンタルサーバーの問題点

  • ほぼ100%広告が入る(広告なしのサービスは見たことがない)
  • 広告のせいでビジネスの信頼を失う
  • やるだけ損をする

代わりの選択肢

  1. SNSだけに集中する – Instagram、Facebook、X、LINEなど
  2. クラウドサービスの有料プランを使う – Studio、Jimdo、Wixなど(年間2〜3万円)
  3. レンタルサーバー+独自ドメイン – 年間2万円以下で本格運用

無料レンタルサーバーを使うくらいなら、ホームページは作らない方がマシです。中途半端なホームページで信頼を失うより、SNSでしっかり情報発信する方が、よっぽど効果があります。

もしホームページを持つなら、最低限の投資をしましょう。年間2〜3万円程度の費用で、広告なしの信頼できるサイトが持てます。その投資が、あなたのビジネスの信頼性を守ってくれます。

つちや たけし
1,000社以上の店舗集客と会社集客をサポートしてきたWebマーケティングプランナー。複数のYouTubeチャンネル運営経験を持ち、複数のSNSやサイトを運営、実践的なマーケティング戦略の立案・実行を得意とする。「理論より実践」をモットーに、現場で使える具体的なノウハウを提供している。
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