
「開業したら、まずホームページを作らないといけない」
そう思っていませんか?
実はそれ、業種によっては間違いです。
ホームページを作るタイミングを間違えると、お金と時間を無駄にするだけで、集客にはまったくつながりません。この記事では、大阪で開業を考えている方に向けて、「ホームページがいつ必要か」を正直にお伝えします。
そもそもホームページの目的は「新規集客」
ホームページの主な目的は、新規のお客さまを集めることです。
しかし、ホームページで新規集客するには、検索エンジン(Google)にあなたのサイトを見つけてもらう必要があります。そのためには、たくさんのコンテンツ(記事やページ)を作り続けなければなりません。
ここで考えてほしいのです。
開業したばかりのあなたに、こんな余裕がありますか?
- コンテンツを継続的に作る時間
- 記事を書くための費用や人件費
- 長期的にサイトを育てる体制
もしこれが揃っていないなら、ホームページは最初から必要ないかもしれません。
ホームページが向かない業種・業態
BtoC(一般消費者向け)の店舗ビジネス
飲食店を例に考えてみましょう。
飲食店がホームページを作っても、Googleで「大阪 ランチ おすすめ」と検索する人の目に留まるには、膨大な量のコンテンツが必要です。大手グルメサイトや有名ブログが上位を占めていて、個人の飲食店サイトが新規集客できるようになるまでには、何年もかかることがあります。
飲食店が新規集客で使うべきは、ホームページではなくSNSです。
インスタグラムやフェイスブックは、開業直後でも新規のお客さまにリーチできます。美しい料理の写真1枚が、ホームページ100ページ分の集客効果を生むこともあります。
また、店舗ビジネスであれば、看板の方がホームページより効果的な場合も多くあります。地域の人に「あのお店ができた」と認知させるには、リアルな看板や地域SNSの方が圧倒的に速い。
最初はホームページより先にやることがある、ということです。
コンテンツを作る体制が整っていない場合
業種に関わらず、こんな状況ではホームページは後回しにすべきです。
- 記事やコンテンツを作る時間がまったく取れない
- ホームページの更新を任せられるスタッフがいない
- 当面は既存のお客さまや紹介だけで回せる見通しがある
作るだけ作って放置されたホームページは、集客効果がないばかりか、古い情報が残ってマイナスイメージになることすらあります。
【実際にあった失敗事例】100万円かけて後悔した飲食店の話
これは私が実際に見聞きした、大阪で飲食店を開業したAさんの事例です。
Aさんは開業前から気合を入れて準備し、ホームページ制作に約100万円の予算をかけました。制作会社に依頼し、デザインにこだわったサイトを作り、自分たちで更新できるようWordPressも導入。さらにコンサルティング契約も結んで、万全の態勢で開業に臨みました。
しかし、結果は惨敗でした。
まず、ホームページからの新規集客はほとんどありませんでした。前述の通り、飲食店がGoogleの検索結果で上位表示されるには膨大なコンテンツが必要ですが、開業後は仕込み・営業・片付けで毎日がいっぱいいっぱい。「WordPressで自分たちで更新できる」はずだったのに、ページを更新する時間など、とても取れませんでした。
せっかく導入したWordPressは、開業から数ヶ月経っても更新されないまま。契約したコンサルティングも、忙しさと成果が出ない状況が重なり、ほとんど活用できず。最後は保守費だけを毎月払い続けて、契約を解除することになりました。
100万円以上のお金が、ほぼ無駄になってしまったのです。
この話は決して珍しいケースではありません。ホームページを「作ること」が目的になってしまい、「なぜ作るか」「作った後にどう動かすか」が抜けていると、同じ結果になります。
飲食店であれば、最初の100万円はホームページではなく、インスタグラムの運用や地域へのチラシ配布、看板の充実などに使った方が、確実に効果があったでしょう。
ホームページが向いている業種・業態
では、最初からホームページを作るべき業種はどこでしょうか。
検索で探してもらえる専門職・サービス業
次のような業種は、Googleで検索するお客さまが多く、ホームページが直接集客につながります。
- 士業(税理士・行政書士・弁護士など)
- 整骨院・鍼灸院・整体院
- 漢方薬局・専門薬局
- リフォーム・内装工事
- 買取サービス(不用品・骨董・金買取など)
これらの業種は、「困ったときにGoogle検索する」という行動が定着しています。開業前からサイトを育てておけば、開業と同時に問い合わせが来る可能性があります。
BtoB(法人向けサービス)
企業が取引先を探すとき、まずホームページを確認するのは常識です。法人向けのサービスや製造業、専門コンサルティングなどは、ホームページがないだけで「信頼できない会社」と判断されることもあります。
個性・特徴のある店舗
「普通の飲食店はホームページより先にSNS」とお伝えしましたが、例外があります。
他にはないニッチなジャンル、たとえばポルトガル料理専門店やアフリカ料理専門店、特定のこだわりを持つ雑貨屋などは、Googleに上位表示される可能性があります。競合が少ないキーワードを狙えるからです。
「うちはどっちか?」を判断する3つの質問
ホームページを作るべきか迷ったら、この3つを自問してください。
質問1:お客さまはGoogleで検索してサービスを探しますか?
→ YES なら、ホームページは有効
質問2:コンテンツを継続的に作る時間・費用・人材がありますか?
→ NO なら、まずSNSや集客の仕組みを整えてから
質問3:競合の少ないニッチなキーワードで検索されそうですか?
→ YES なら、小さなサイトでも上位表示できる可能性あり
3つのうち2つ以上YESなら、開業前からホームページを準備することをおすすめします。
作ると決めたなら、大阪で格安制作するには?
ホームページが必要と判断したら、次はコストの問題です。
大手の制作会社に頼むと、初期費用だけで数十万円〜百万円以上かかることもあります。開業直後は費用を抑えたいのが本音でしょう。
つちのこWebでは、33,000円〜で大阪の個人事業主・開業予定者のホームページを制作しています。制作だけでなく、集客・マーケティングのアドバイスもサポートします。
「うちの業種はホームページが必要ですか?」という相談だけでも大歓迎です。
よくある質問(FAQ)
Q:開業前はまだ実績がないけど、ホームページを作っても大丈夫ですか?
A:大丈夫です。開業前でもサービス内容やコンセプト、代表のプロフィールなどを掲載することで、Googleにサイトを認識させる期間を有効活用できます。実績は後から追加していけばOKです。
Q:ホームページとSNS、両方やった方がいいですか?
A:業種によります。BtoCの店舗であれば最初はSNSに集中して、ある程度認知が広がってからホームページを作るのが効率的です。BtoBや専門職は最初からホームページを持つ方が信頼につながります。
Q:WordPressじゃないといけませんか?
A:必ずしもそうではありませんが、自分で更新・追加できるWordPressは長く使えるため、おすすめしています。つちのこWebでは納品後に操作方法も解説できます。
まとめ
- ホームページは「業種によっては最初から必要ない」
- 飲食店などBtoCの一般店舗は、まずSNS・看板を優先する
- 士業・整骨院・リフォーム・BtoBなどは開業前から準備する価値がある
- 判断基準は「Googleで検索されるか」「コンテンツを作れる体制があるか」
ホームページを作るべきタイミングは、業種や状況によって異なります。
大切なのは「いつ作るか」ではなく、「なぜ作るか」を明確にすることです。
目的なく作っても集客にはつながりません。自分のビジネスに本当に必要かどうか、まずは立ち止まって考えてみてください。
大阪で開業を検討している方で、「うちの業種はどうすればいい?」という疑問があれば、つちのこWebにお気軽にご相談ください。
