
「ホームページ制作会社を探していたら、営業の人がたくさんの実績を見せてくれた。」
それだけで安心して契約していませんか?
実績や制作事例を確認しないまま依頼するのは、非常に危険です。契約後に問題が発覚しても、後戻りはほぼできません。
制作会社の実績には「嘘」が混じっていることがある
驚かれるかもしれませんが、制作会社の営業担当者が提示する実績や成果には、事実と異なる内容が含まれているケースがあります。
営業は売上を上げることが仕事です。契約を取りたい一心で、実際以上の成果をアピールしてしまうことがあります。
よくある「実績の嘘」パターンはこれです。
- 「このサイトで売上が〇倍になりました」という成果が誇張されている
- 提示してきた実績が、実は他のWeb制作会社が制作したものだった
- ホームページに掲載されていない実績を口頭で言うだけ(証拠がない)
- 「有名企業のサイトを担当した」と言っても、その担当者はすでに退職していた
「ホームページに未掲載の実績」は要注意
制作実績をホームページに掲載していない会社は、慎重に判断してください。
掲載されていない実績は、いくらでも口頭で言えます。「こんな会社のサイトを作りました」と言われても、確認する術がありません。
実績は必ず、ホームページ上で公開されているものを自分の目で確認することが重要です。
URLを教えてもらって、実際に見てみましょう。サイトが存在するか、制作会社のクレジットが入っているかも確認できます。
実績を確認するときの5つのチェックポイント
1、自分の業種に近い実績があるか
同業種の実績がない場合、あなたのビジネスへの理解が浅く、再現性がない可能性があります。「飲食店のサイトは作ったことがある」のと「士業のサイトを作ったことがある」では、必要な知識がまったく違います。
2、実績はいつのものか
数年前の実績を今も「最新の実績」として見せている会社は注意が必要です。Web業界のトレンドは速く変わります。古い実績がメインの会社は、現在のSEOやデザイントレンドに対応できていない可能性があります。
3、担当したデザイナー・ディレクターが今もいるか
特に中〜大規模の制作会社では、優れた実績を作ったデザイナーやディレクターがすでに退職しているケースがあります。「あの実績を作ったのは退職した人で、今の担当者とは別人」という話は珍しくありません。誰が担当するのかを事前に確認しましょう。
4、実績サイトのSEO・集客効果は本物か
デザインが良くても、集客できていなければ意味がありません。紹介された実績サイトをGoogleで検索してみましょう。ちゃんと上位表示されているか、問い合わせにつながるサイトかを確認できます。
5,クライアントに直接聞けるか
本当に自信のある実績なら、担当したクライアントへの問い合わせや紹介をしてもらえるはずです。「お客さまの声」として実名・顔写真が掲載されているかも確認のポイントです。
契約前に制作会社へ聞くべき質問リスト
「実績を確認する」と言っても、何を聞けばいいか分からない方も多いと思います。以下の質問を打ち合わせで投げかけてみましょう。本当に信頼できる会社なら、明確に答えてくれるはずです。
実績について
- 「この実績URLを教えてもらえますか?実際に見てみたいです」
- 「この実績はいつ頃制作されたものですか?」
- 「私の業種に近い実績はありますか?」
- 「この実績のクライアントさまと話せますか?または紹介いただけますか?」
担当者について
- 「実際に担当するのは誰ですか?その方の過去の作品を見せてもらえますか?」
- 「ディレクターとデザイナーは別の人ですか?それとも同じ人が担当しますか?」
- 「担当者が途中で変わることはありますか?」
成果・集客について
- 「制作した後、クライアントの集客はどう変わりましたか?具体的な数字はありますか?」
- 「SEO対策はどこまで込みですか?」
- 「制作後の集客サポートはありますか?」
これらの質問に対して、明確に答えられない会社や、曖昧にごまかそうとする会社は要注意です。
「大手制作会社=安心」ではない理由
規模の大きい制作会社だから安心、と思っている方も多いですが、それは必ずしも正しくありません。
大手制作会社では、営業・ディレクター・デザイナー・コーダーなど多くの人が分業でサイトを作ります。窓口の営業担当者と、実際に手を動かす制作担当者は別の人物です。
営業が打ち合わせで見せた「優れた実績」を作ったのが退職した優秀なデザイナーで、今の担当者は入社2年目だった、というケースは珍しくありません。
また、大手では中間コストが多くかかるため、制作費が高くなります。そのコストが「マーケティングや集客の質」に使われているかどうかは、別の話です。
「大手だから実績がある」ではなく「今の担当者に実力があるか」を確認することが重要です。
NG例とOK例
NGパターン:実績を確認しなかった結果
- 営業の説明を信じてそのまま契約した
- 制作が始まってから「実績で見せてもらったデザインと全然違う」と気づいた
- クレームを入れると「あのデザインは別の担当者が作ったもの」と言われた
- 契約後の返金・キャンセルができず、そのまま公開するしかなかった
OKパターン:実績をしっかり確認してから依頼した
- 同業種の実績URLを確認し、実際のサイトを見てから依頼を決めた
- 担当するデザイナーの過去の作品を見せてもらった
- 実績のクライアントに連絡して本当の評判を確認した
- 納得した上で契約したので、完成後のイメージのズレがなかった
実績確認で「本当に良い制作会社」を見分ける方法
最後に、実績確認を通じて信頼できる制作会社を見分けるポイントをまとめます。
信頼できる制作会社の特徴
- ホームページに実績が豊富に掲載されており、URLも公開されている
- 実績の制作時期が明確で、最近のものが含まれている
- 担当するスタッフのプロフィールや実績が公開されている
- 成果(集客効果・問い合わせ数の変化)について具体的に話せる
- 質問に対して誠実・明確に答えてくれる
- 自社に向いていない仕事は断ることができる(全部「できます」と言わない)
要注意な制作会社の特徴
- 実績がホームページに掲載されておらず、口頭で伝えるだけ
- 「どんな業種でも対応できます」と何でも引き受ける
- 担当者が誰になるかを答えてくれない
- 成果について聞くと話題をそらす
- 見積もりをすぐに出してくる(ヒアリングなしで価格を提示する)
- 契約を急かしてくる
まとめ
- 制作会社の実績には誇張や虚偽が含まれることがある
- ホームページに未掲載の実績は信頼性が低い
- 同業種の実績があるか・いつの実績かを必ず確認する
- 実績を作ったデザイナー・ディレクターが今も在籍しているか確認する
- 実際のサイトを自分で見て、集客効果まで確認する
つちのこWebでは、クライアントのご要望により公開できない実績も多くあります。
ただし、代表のつちやたけしが直接担当するため、「実績を作った人が退職していた」「担当者がころころ変わる」という問題は起きません。
打ち合わせでは、担当者の経験や考え方を直接確認していただけます。「なぜこの構成にするのか」「集客のためにどう設計するのか」をお伝えしますので、まずはお気軽にご相談ください。
